« 精神病と糖尿病に自覚症状は無い? (下) | トップページ | 「小泉改革」の呪縛解け (中) »

2007年10月10日 (水)

「小泉改革」の呪縛解け (上)

遺憾なマスコミと自民の姿勢

参議院選は民主党の圧倒的勝利で終わった。私も大変貴重な体験をさせて頂き皆様に心から感謝申し上げたい。特に私に一票を投じてくださった読者には私の力が及ばなかったことをお詫び申し上げたい。私にとっては大変実り多い体験であったし、いずれまたこの選挙を通して失ったもの、得たものを総括し皆様にも何らかの形でご報告したいと思う。

取りあえず外見的に失ったものは選挙費用として掛かった供託金を含め千五百万円ほどの大金と五キロの体重である。お金のほうは党と有志の方々のご厚意によるもので、私は当初から出来るだけお金の掛からない選挙、そして借金をしない前提で活動していたので幸いに大きな損害も無く、終わったとほっとしているが、一方において職業としての政治を目指すには今の日本で金の掛からない選挙などというのは極めて難しいことがわかった。

もうひとつ今回の選挙で学んだことは有権者にとって候補者の政策や経歴などはあまり重要でないことである。そのことの良し悪しはともかく、今の日本において選挙を左右するのはメディアであり、国民の関心事は目先のことと波に乗り遅れないことである.ように思う。

私は自分が選挙で負けたことよりも遺憾に思うのは、選挙が終わって、あれだけ安倍待望論を作り上げ太鼓を叩いたマスコミと、それに乗った自民党までが一変して安倍批判に転じたことである。安倍さんに問題となった閣僚の任命者としての責任があるのであれば、その安倍さんを持ち上げ、安倍さんでなければこの日本に、自由民主党に未来が無いようなことを言って、彼を総理にした人々の責任は誰が取るのだろうか。(続く)

※世界日報2007年8月22日付より転載。文中、肩書き等は当時のままとなっています。

|

« 精神病と糖尿病に自覚症状は無い? (下) | トップページ | 「小泉改革」の呪縛解け (中) »

政治批評」カテゴリの記事