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2008年2月19日 (火)

私の「大好きなこの国」はどこへ向かおうとしているのか (8)

テレビのワイドショーのコメンテーターや司会者などが政治家に対して無礼な言葉遣いをしているのも納得いかない。それに対してぺこぺこしている政治家も情けなく思う。何故ならば職業として政治を行っている人々は国民の信託を受け、国民そのものを代表する立場にある故、納税者によって生活をさせて貰っている。

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国民側も個々の人間としての権利ばかりを主張し、集団の一員としての義務を忘れている。選挙の時に一人一人が主体性を持って投票所に行かない人が増えているのに、評論家やコメンテーター達は勝手に政治への不信であると決めつけているが、私は単なる怠け者で、権利の放棄と義務の回避に過ぎないと思う。テレビなどのクイズに対する熱意位は政治にも持って欲しいと思う。今日本に一番欠けているものは、地球的な規模でものを見る視野と50年、100年先を考える先見性である。と同時に国家や社会に要求ばかりをするのに、社会そのものが構成員によって成り立っていること、国民が国家を支える役割を持っていることを忘れている。このことについての責任は教育とメディアにもあると思うが、ここでは紙面の関係上政治についてのみもう少し訴えたい。

私は日本を良くするため、参議院は議員数を半減し教育、防衛、外交に関してはもっと責任と権限を与え、外務大臣と文部科学大臣は参議院から任命し、その任期は総理大臣と同じにするべきだと思う。外務大臣は日本の顔として世界に覚えて貰う必要があるし、それなりの人間関係を構築する時間も必要である。文部大臣にしても教育の成果等は時間が掛かるし、国家の基礎作りは教育である以上、種を蒔いて芽が出るのに時間が掛かることと同様、最低数年間の余裕を与えるべきだと思う。この二人は国民誰からも信頼され、尊敬されるような人格者がなるべきであり、ただ議院内閣制において、内閣の一員としてやっていくためには、総理大臣の信頼を受け、チームワークが取れる関係にないとうまくいかないと思うから、総理大臣と同じ任期はやむをえない。

私は前述のこと以外に関しては衆議院の優位性、例えば予算や総理大臣の指名権などについては全く異論が無い。世界の他の国々例えば日本の13倍以上の人口を有する中国において通常の常識に基づく健全な民主制度は存在しないが、一応日本の国会に相当するのは全国人民代表大会の常務委員会であり、そのメンバーは現段階では197人である。また日本の7倍以上の人口を有する世界最大の民主主義国家インドでは上院が241人、下院が543人で日本とほぼ同数である。これらから見ても、日本の国会議員の数がいかに多いかと言うことがわかる。日本の人口の倍以上を抱えるアメリ力ではたった100人の上院議員がアメリカのみならず世界のことに対して多大な影響力を発揮している。私は今のように半径200m以上に関心が行き届かない、せいぜい次の選挙までの4年から6年以上先が見えない政治家一人を維持するのに年間一億以上のお金を投じるのはもったいなく思う。  (続く)

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