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2008年3月15日 (土)

緊急声明 3・15ラサ抗議行動への武力弾圧について

1959年の3月10日を初めとして、抗議デモなど、中国による侵略に反対するチベット人の意思表示行動は国内外における慣例となっていました。

今年は特に、侵略から49年を経たうえに、青蔵鉄道の完成などで自信を深めたのか、中国による圧制はより強硬さを増しています。

くわえて、中国は北京オリンピックをきわめて政治的に利用しようともくろんでいます。聖火リレーでは神聖なヒマラヤの山河を踏みにじり、五輪マスコット5匹のうち2匹にチベットのものを用いるなどして、チベットが「中華人民共和国」の一部であると世界に示そうとしています。

そうして既成事実を作り、植民地化を正当化しようとしている中国に、チベットは強く抗議しています。

チベット問題には、環境破壊、民族、宗教、民族浄化、資源搾取など、多様な側面があります。しかしながら、一番の問題は「民族自決権」の問題です。

中国は自らの半世紀以上におよぶ支配をなんら反省することなく、北京オリンピックまでに反体制的な人々をすべて監禁し、チベットなど危険地域に戒厳令を発動しようともくろんでいると思われます。それゆえに、政治警察、民兵などが民衆を挑発し、非武装のデモ隊を刺激して過激な行動に誘導しています。

僧侶たちは平和的な手段で抗議しているのにすぎず、死者、負傷者まで出す結果の責任は中国当局にあります。尊い犠牲者たちのご冥福を祈り、今後の事態の推移を注意深く見守りたいと思います。なお、瞬時の出来事については、BBCやCNNの報道をご覧いただくようお願いいたします。

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