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2014年9月

2014年9月24日 (水)

(186) インド、アルナチャル州の開発とチベット

[解説] チベット仏教徒が多く住み、伝統や風習の残るインドのアルナチャル州について。※20­14年9月4日収録。

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(185) インド、モディ首相の訪日と東京宣言

[解説] 8月末に訪日したインドのモディ首相。日印首脳会談と連携強化された日印関係について­。※2014年9月4日収録。

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2014年9月11日 (木)

(184) 習近平の対日姿勢と裏切られた香港

[解説] 9月3日に中国で行われた抗日戦争勝利記念日に発表した習近平の講話から中国の対日姿­勢。そして返還後も一国二制度、高度な自治を順守するはずの香港で決定した民主派候補­者を排除する選挙制度について。※2014年9月4日収録。

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2014年9月 6日 (土)

安倍政権で自信が蘇る日本

アジアの平和に貢献を
インドと地域のリーダーに

 8月15日、日本武道館で69回目の終戦記念目の行事が天皇皇后両陛下のご臨席の下、厳かに執り行われた:私は安倍首相の「今日の
自本の平和と繁栄は先の戦争で尊い命を捧げた方々のお陰である」という趣旨のお言葉に、感銘を受けた。
一部の日本のマスコミで、アジアに対しての苦難と迷惑を掛けたことへの反省の言葉が無いと非難をするような記事もあるが、私は偽善的に日本が加害者であるかのように言う人よりも、安倍首相の言葉のほうに真実昧があるように思う。戦争があったことは事実であり、また日本人以外の人々も尊い命を矢ったことは紛れもない事実である。ただ、考え方によっては戦争は片方だけでできるものではなく、目本だけが責められ、日本が加害者であるかのような一方的な決めつけも良くないのではないか。
  安倍首相はまさに戦後生まれの総理であり、現在と未来に対して責任があっても過去に対しての責任は無いと思う。従って安倍首相の先輩たちに対する感謝の気持ちと。これから豊かで平和な社会を築き上げていく決意は心強い。私個人の意見としては、悟ったような顔をし、先の戦争に関して全て日本が悪かったと言って懺悔する政治家や学者の言葉には不信感を覚える。
過去の反省というのは様々な教訓を現在と未来に生かすことが大切であって、過去の人々の行いを現在の価値観と状況で裁くことには意味がないと思う:私はこれを機に、日本の人々が一方的な加害者的罪悪感から解放され、新しい時代と末来に対し歩み始めることが大切であると考える。
私が見る限り安倍首相が総理になって以来、多くの日本人の心に誇りと自信が蘇っている。現在の安倍体制がより安定的な長期政権になれば、日本はアジアのリーダー格として日本国の繁栄と発展のみならず、アジアの発展と繁栄、世界の平和に大きな貢献ができる国になるだろう。
  新聞紙上には安倍内閣の改造に関する記事が出始めており、報道の仕方は派閥問題や政権争いの題材のようになっている。例えば、石破幹事長を外して内閣に封じ込めることが次の総裁選の対抗馬としての石破潰しだというような見方は、安倍首椙に対しても失礼なことであり、石破氏に対しても失礼な言い方である。
勿論、政治家である以上、権力のトップに立ってこの国を良くしようという気持ちを持つことは当然である。だが、それは自分の国を良くし、国民を幸せにするためであって、目的と手段を区別できないような安倍首相ではないと思う。石破氏にしても同様であろう。従って、次の内閣は国益を最優先し、適材適所に有能な人物を配置することによって、現在、安倍首柑が進めている政策が、より強いチームによってひとつずつ具現化することを期待したい。天下国家のことを考える上において1年2年3年は短い時間である。だから焦る必要は全くない。
聞くところによると福田康夫元首租が中国へ行って習近平主席と会い、日中関係の促進に努力しているようである。元首相として長老として、国境を越えてのステーツマンとしての高次元から世界の流れを見、それまでの人間関係などをフル活用して世界の平和のために尽くすことは素晴らしいことである。
 だが、同時に政権の一員として役割と権限がない以上、他国に対し何らかの譲歩をする立場にもなければ、自国に対しても安易に譲歩するような誘導を行うことは慎むべきことであろう。
特に敵に対し焦りを見せることは決して良いことではない。今の中国は激しい政権闘争の中にあり、その行方を静かに見守り、慎重に行動しても遅くはない。中国問題と北朝鮮問題は、焦らず諦めず誠意を持って毅然たる態度で臨むことは極めて重要であると考える。
8月15日は日本の終戦記念日であると同時にインド独立記念日でもある。イギリスはインドが独立する際、意図的に日本の終戦記念日を選んだのではないかという説もある。しかし、それを裏付けるような文献は今のところ見当たらない。ただ私自身が知っているのは、長い間、駐日本インド大使館は独立記念日はできるだけ在日インド人によって国旗掲揚式を大使館で行うといった内輪での祝賀会に抑えてきた。
その代わり、桜の満開の時期に桜パーティーを日本の各界の方々をお招きして盛大に行っている。これはインドによる日本に対する気配りである。インドのモディ新首相が31目から4日間の日程で日本を訪問することになっている。親日的インドのモディ首相は個人的にも日本を極めて重視し、日本との関係の深化に強い意欲を示している。安倍首相とは互いに信頼と友情の土台ができており、両首脳はこれを機に日印関係の協力を2国間のためのみならずアジアの安全保障にも貢献するような実績を作るだろうと確信しているが、メディアはいまひとつクールである。
 アメリカが同盟国である日本を差し置いて、中国との2大大国論をぶち上げている今、日印はお互いに補完しながらアジアのリーダーとして地域に貢献するためのパートナーとしての基盤をこの機に磐石にして欲しい。

※『世界日報』(2014年8月24日付)より転載。





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2014年9月 4日 (木)

慰安婦問題  朝日の大罪

  

世界から軽蔑される見苦しさ
誠意も反省もない 

      

    朝日新聞・編集担当の杉浦信之氏が検証記事(5日)で書いた「私たちは元慰安婦の証言や少ない資料をもとに記事を書き続けました。そうして報じた記事の一部に、事実関係の誤りがあったことがわかりまいた」という文面を読み、私は一瞬、朝日の勇気と良識に敬意を表したい、という気持ちを抱いた。朝日が自らの過ちを自白することで、日韓関係を32年に渡って関係を悪化させてきた問題の源が消えたと思ったからだ。
  ところが、続く文章を読んで愕然とした。そこには、「問題の全体像がわからない段階で起きた誤りですが、裏付け取材が不十分だった点は反省します。似たような誤りは当時、国内の他のメディアや韓国メディアの記事にもありました」とあった。
  この文章からは全く誠意も反省も感じられない。
  私は、朝日の誤報によって韓国のナショナリズムを刺激し、日本の世論を二分し、世界中で日本と日本人のイメージを傷つけ、読者を欺いてきたことを、読者や国民、国家に謝罪する文章が続くことを想像していた。
  他社もやっていたから…という開き直りとも思える文章は、嘘を上塗りするものだ。真実を公正に伝える義務がある新聞社としては、世界から軽蔑されておかしくない。見苦しい弁明である。
   朝日は日本を代表する新聞社だ。もし、日本以外の民主主義国家で同じような「誤報」があったら、重大事件として世論はもっと大騒ぎする。読者は購読を止め、企業は広告を打ち切るだろう。
   私は、朝日と国会に次のことを提案したい。
   第1に、朝日は、国民をだまし続けてきたことを率直に認めて、すべての真相と謝罪の意を、自社の紙面だけでなく、他の国内メディアにも発表すべきである。今回の誤報は一部とはいえ、新聞社としては重大な過ちである。
   第2に、朝日は海外メディアに対して、誤報の訂正と自国のイメージを著しく傷つけたことへの反省の記者会見を行うべきである。誤報を根拠として発展した慰安婦問題の重大性と深刻性を認識すべきだ。
   第3に、国会は調査委員会を設置して、朝日の誤報と、河野洋平官房長官談話の関係などを、徹底的に解明すべきである。談話が誤報から生まれて、「慰安婦=性奴隷」「日本=悪」といった汚名が広がったとすれば大問題だ。韓国や中国も彼らの主張に自信があれば、日本の再調査を恐れる必要はないはずだ。

 ※『夕刊フジ』(2014年8月26日付)より転載。

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